手作りと糀蓋製法にこだわる米糀100%、ノンアルコール甘酒。

河村こうじ屋は1964 年創業以来、紀北の地にて糀をつくり続け地元に人から愛されてきました。昔ながらの伝統と技を引き継いで、「手作り」と「糀蓋製法」にこだわり、大手メーカーでは、マネのできない質の良い米糀づくりを実現しています。

 

こだわりの「手作り」と「糀蓋製法」

「道の駅 紀伊長島マンボウ」近くに位置する加工場件店舗。仕込みの時間は、近くを通ると糀のいい香りが漂ってきます。

使用する米や小麦は全て三重県産。味噌に使う大豆は味噌の種類によって北海道産、三重県産など使い分け、米や小麦は自家脱皮するなど、よい品を作るために、原料選びから妥協は一切しません。

蒸したお米(小麦)は、35℃位になるまで冷やします。冷却後、麹の素となる麹菌をお米(小麦)一粒一粒につけていきます。そうすると、でんぷんの分解力が強くなりお米(小麦)の甘味が増します。この時、麹菌がつかないと麹にならない為、手で隅々まで丁寧に作業します。

麹菌は、室の中で発芽し発熱しはじめます。その為、人の手で木蓋(麹蓋)を積み替えたり、品温をみながら3回手入れを行います。室の中は湿度90%以上もあり、室温も30度以上でサウナに近いものがあり、冬でも作業が終わると作業着が汗でびっちょり。こうして湿度、室温を管理し、48時間白夜を問わず人の手で麹菌の手助けをします。

木蓋(麹蓋に)しっかり菌糸が伸び、ふっくらすると糀の出来上がりです。出来立ての麹はとても甘く美味しいです。

 

紀北もんの「紀北の地甘酒 玄米」は、そうして作られた糀の栄養と旨味を濃縮させたもの。1パックで600-700mlの甘酒が作られます。糀100%なので、小さいお子さんや妊娠中の方でもOKです。上品な香りと優しい味わいが特徴なので、甘酒が苦手な方にもおすすめです。
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(文:立花圭)

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